Épisodes

  • 「一段下げる」という勇気──“易しい問い”から生まれる、本当の学び
    Nov 23 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    “If you can’t solve a problem, then there is an easier problem you can solve: find it.”
    ──数学者 ジョージ・ポリア

    直訳すると、「もし問題が解けないなら、より簡単な問題を見つけなさい」。
    一見すると当たり前のことのようにも思えますが、僕はこの言葉に、教育や社会の本質が詰まっているような気がしています。

    なぜなら、この「一段下げる」という考え方こそが、学びや創造の根本的な姿勢だからです。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251022

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    13 min
  • 計画は、信頼を育てる装置である
    Nov 22 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    「Planning is everything. The plan is nothing.」
    (計画そのものに意味はなく、計画するという行為に価値がある)

    このアイゼンハワーの言葉、ずっと僕の中に引っかかっていました。
    そして最近ようやく、言葉の本質が少しだけ見えてきた気がします。

    結論から言えば、計画とは“未来を制御するためのツール”ではなく、“今の自分の視界を確かめる装置”なのではないかということ。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251021

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    11 min
  • 最適化の呼吸──構築ではなく更新としての組織づくり
    Nov 21 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    「Premature optimization is the root of all evil.」
    ──プログラミング界の巨人、ドナルド・クヌース

    表面的にはエンジニア向けの戒めに見えますが、僕にとってはもっと広い領域に響いてくる言葉なんです。

    教育、コミュニティ、チーム運営、経営──あらゆる「人が関わる場」には、つい最適化したくなる瞬間があります。でも、最適化は正義ではありません。

    むしろ「まだ整えない勇気」や「動かしながら考える知性」こそが、本当に創造的な営みには必要なんじゃないかと思うんです。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251020

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    10 min
  • 完璧とは、生きている瞬間のことだ――生成と削除のあいだで見えてくる“本質のシンプルさ”
    Nov 20 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    完璧とはなにか
    本当に、心から“完璧だ”と思った瞬間ってあっただろうか?

    サン=テグジュペリの言葉に出会って、そんな問いが立ち上がりました。

    「完璧とは、付け加えるものがなくなった時ではない。取り除くものがなくなった時に達せられる。」

    これを初めて読んだとき、「ああ、これは僕の感覚と通じる」と感じました。

    完璧とは、何かを足していってたどり着くゴールではなく、削って削って、やがて“それしか残らない”という状態。そう聞くと、なんだかすごく静かで、あたたかくて、生命の呼吸みたいなものに思えてくるんです。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251019

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    13 min
  • 理想を下げる勇気──想像に苦しまない生き方
    Nov 19 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    “私たちは現実よりも想像の中で多く苦しむ。”

    古代ローマの哲人セネカが残したこの言葉。
    はじめて読んだとき、思わず「たしかに…」と深くうなずいてしまいました。

    でも同時に、僕の中に湧き上がったのは、こんな問いでした。

    「想像」は、本当に“敵”なんだろうか?

    今日はそんな問いから始めて、
    僕なりの「想像との向き合い方」について書いてみたいと思います。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251018

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    11 min
  • ストレスは再配線の合図──人との関係を神経可塑性で読み解く
    Nov 18 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    行動を阻むものが、行動を進める。道を塞ぐものが、道になる。

    マルクス・アウレリウスが『自省録』に記したこの言葉は、僕にとって“生成の途中”にいる人へのエールのように響きます。

    壁にぶつかる。足が止まる。迷う。でもそれって、本当に悪いことなんでしょうか?
    もしかしたら、そこでこそ新しい道が始まるのかもしれない。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251017

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    11 min
  • “悔しい”が生まれる競争、“ただつらい”だけの競争──その違いは自己選択にある
    Nov 17 2025

    んにちは、おぐりんです。

    最近、運動会などの学校行事で「順位をつけない」という動きが広がってきていますよね。
    競争を避ける。優劣をつけない。

    一見すると、“やさしい社会”のようにも思えますが、僕はこのテーマ、もっと丁寧に考えるべきだと思っているんです。

    というのも、僕自身は運動会の競争って、けっこう楽しかった記憶があるからです。
    順位がつくことにワクワクしたし、「一等賞をとるぞ」と燃えるような気持ちになれたのを覚えています。

    でも、それはたぶん自分が「早い側」だったから、なんですよね。

    じゃあ、もし「遅い側」だったら? その楽しさは味わえていたのか?

    これは、自分の過去を振り返ることで見えてくる問いでした。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251016

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    12 min
  • “時間がない”の正体──現状バイアスを超える問いとは?
    Nov 16 2025

    こんにちは、おぐりんです。

    「時間がないのではない。やりたいことがないのだ」
    このラ・ロシュフコーの言葉に、あなたはどう感じますか?

    一見、ドキッとする名言。でも僕は、この言葉がただの“自己啓発パンチライン”で終わってしまっている場面を、よく目にします。

    たとえば、「プライベートが大切」と言いながら、それを大切にできるような働き方や暮らし方を本気で考えていない人。

    週5働いて週末だけ自由な時間を楽しむ──この構造を「当たり前」として受け入れながら、「土日が充実してればOK」と言い聞かせる。

    でも僕には、そこに違和感があるんです。


    引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251015

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