Showing results by author "夢野 久作" in All Categories
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がちゃがちゃ
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 秋共 憬希
- Length: 3 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 草の中で虫が寄り合って相談を始めました。 蟋蟀こおろぎが立ち上って、 「鈴虫さん、オケラさん、スイッチョさん。もっとこちらへお寄りなさい。だんだん涼しくなりますから、みんなで合奏会をやってお月様にきかせようではありませんか。きっと御ほうびを下さいますよ」 と言いますと、皆パチパチと手をたたきました――
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イケメン耳元名文学「奥様探偵術」
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: Mafty
- Length: 16 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
イケメン耳元名文学シリーズ第5弾!夢野久作「奥様探偵術」をお届けします!
ある奥様達の生き方は、探偵術ともいえるものだった……!?
貴女は男の方の気持ちをまだ知らない――
朗読するのはMafty(マフティー)。
・《Ravenous Rats》主宰
・《乱痴気STARTER》所属
・Antigravity®Fitness Japanインストラクターとしても活動中
朗読 Mafty
企画/制作 アイデアフラッド合同会社
編集 古川典裕
デザイン toki
イケメン耳元名文学シリーズ-谷崎潤一郎「少年」/田山花袋「少女病」/梶井基次郎「桜の樹の下には」/太宰治「満願」-
イケメン耳元名文学「奥様探偵術」
- Narrated by: Mafty
- Length: 16 mins
- Release date: 2018-02-20
- Language: Japanese
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人の顔
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 蘇武 ケンジ, 中山 依里子
- Length: Less than 1 minute
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
チエ子には奇妙な癖があった。空でも壁でも木の幹でも、様々な場所や物をじっと見つめていると、チエ子にはそこに人の顔が見えた。母親と夜道を歩いていたチエ子は星空を指差して、父親の顔があると言った。それを聞いた母親は、チエ子を気味悪がってあまり可愛がらなくなっていった。その後、長い間航海から帰ってきた父親と二人で、チエ子は活動(活動写真)を見に出かけた。その帰り道、チエ子は夜空を指差して母親の顔があると言ったが、上機嫌だった父親は可愛い子どもの話を微笑ましく聞いていた。しかしチエ子には、母親の顔の隣に父ではない別の人間の顔が見えた…
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奇妙な遠眼鏡
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 村上 めぐみ
- Length: 30 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
ある所にアア、サア、リイという三人の兄弟がありました。ある時、お父さんが、「今日は三人に一つずつオモチャを買ってやるから、何でもいいものを云ってみろ」と云われました。アアは何でも狙えばきっとあたる鉄砲、サアは何でも切れる刀、リイはどこでも見える遠眼鏡を欲しがりましたが、どれもむずかしくてだめでした。そのうえアアとサアは、危ないものを欲しがるものじゃない、と叱られてしまいました。
アアとサアは大変にくやしがって、その晩、兄弟三人が揃ってへやに寝ますと、リイを窓から外へひきずり出して、そのまま窓をしめて寝てしまいました。
リイは涙をポロポロこぼしながらお月様を見ておりますと、不意にうしろの方からシャガレた声で、「リイやリイや」と云う声がしました。ビックリしてふり向きますと、そこには顔色の青い、眼の玉の赤い、白髪のお婆さんが立っておりました。お婆さんはニコニコ笑いながら、外套の下から小さな黒い棒を出してリイに渡しました。そうしてリイの耳にシャガレた低い声でこういいました。
「この眼がね、眼にあてて 息つめて、アムと云え すきなとこ、見られるぞ。 このめがね、眼に当てて すきなとこ、のぞいたら 息つめて、マムと云え どこへでも、ゆかれるぞ」
リイはためしに黒い棒を片っ方の眼に当てて、向うの山の上のお月様をのぞいて、教わった通り、「アム」と云ってFailed to add items
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怪夢
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 野口 晃
- Length: 51 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
おごそかに明るくなって行く鉄工場の霜朝。徐々に……徐々に……工場内に重なり合った一切の機械がめざめはじめる。人間……狂人……超人……野獣……猛獣……怪獣……巨獣……それらの一切の力を物ともせぬ鉄の怒号……如何なる偉大なる精神をも一瞬のうちに恐怖と死の錯覚の中に誘い込まねばおかぬ真黒な、残忍冷酷な呻吟が、到る処に転がりまわる。
今までに幾人となく引き裂かれ、切りちぎられ、タタき付けられた女工や、幼年工の亡霊を嘲る響き……
このあいだ打ち砕かれた老職工の頭蓋骨を罵倒する声……
ずっと前にヘシ折られた大男の両足を愚弄する音……
すべての生命を冷眼視し、度外視して、鉄と火との激闘に熱中させる地獄の騒音……
私は、私の父親が頓死をしたために、無経験のまま、この工場を受け継がせられた……そうしてタッタ今、生れて初めての実地作業を指揮すべく引っぱり出された。
「ナアニ。やって見せる。児戯に類する仕事だ……」と、私は腕を組んだまま悠々と歩き出した。
「ウワッ。タタ大将オッ」という悲鳴に近い絶叫が私の背後に起った……又誰かやられたか……
夢野久作
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。1889年(明治22年)1月4日-1936年Failed to add items
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キキリツツリ
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 林 恭子
- Length: 13 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
継母に朝から晩まで家事を手伝わされ、夜は薄い布団で震えながら眠る露子さん。女学校への進学希望を伝えると、女の子に学問はいらぬとすげない返事。泣きながら布団に入ると、雨戸の中から調子の良い楽しげな音が。音の正体は、なんと赤い帽子を被り眼鏡をかけて本を読む不思議な虫……夢野久作、海若藍平名義の奇想天外な童話を、個性派朗読家・林恭子が生き生きと朗読しました。 【朗読者について】NPO法人現代朗読協会員の林恭子は、夢野久作の突拍子もない童話を好んで朗読してきました。出来すぎの継子におかしな虫を組み合わせた夢野久作らしい話を、「キキリココリ、ククリキキリ」といった擬音も楽しげに、単なる童話ではない表現で披露しています。 【アイ文庫について】 プロによる高品質な文芸朗読作品を制作しているアイ文庫。プロデューサーを務める小説家・音楽家の水城雄のもと、朗読を音声による芸術表現として捉え、演劇的な要素が特徴の朗読で魅せるアーティスト集団・NPO法人現代朗読協会とともに、意欲作の創造に取り組んでいます。 ☆ことのは出版オーディオブックの情報はhttp://www.kotonoha.co.jpにて
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キャラメルと飴玉
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 秋共 憬希
- Length: 3 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 キャラメルと飴玉あめだまとがお菓子箱のうちで喧嘩をはじめました。 「ヤイ、飴玉の間抜け野郎。貴様はまん丸くて甘ったるいばかりで何にもならないじゃないか。俺なんぞ見ろ。ちゃんと着物を着て四角いおうちにはいっているんだぞ。貴様なんぞは着物なんか欲しくたって持たないだろう。態ざまをみろヤーイ」 飴玉は真赤になって憤おこり出しました――
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きのこ会議
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 岩本 紗依
- Length: 6 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈がん茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。一番初めに、初茸が立ち上って挨拶をしました。 「皆さん。この頃はだんだん寒くなりましたので、そろそろ私共は土の中へ引き込まねばならぬようになりました。今夜はお別れの宴会ですから、皆さんは何でも思う存分に演説をして下さい。私が書いて新聞に出しますから」 皆がパチパチと手をたたくと、お次に椎茸が立ち上りました――
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難船小僧(S・O・S・BOY)
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 西村 健志
- Length: 1 hr and 17 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
「ギャア――。ウワアッ。助けて助けて……カンニンして下サアイ。僕はこの船を降りますから……どうぞどうぞ……助けてエ助けてエッ……」
「アハハハ。どうもしねえだよ。仕事を手伝いせえすれあ、ええんだ」
「許して……許して下さあい。僕……僕は……お母さんが……姉さんが家(うち)に居るんですから……」
「ウハハハハ……云う事を聴かねえとコレだぞ」
「致します致します。何でも致します。……すぐに……すぐに船から下して下さい。殺さないで下さい」
「知ってやがったか。ワハハハハハハハ」
昭和二年頃の十月の末だったっけ……
足音高くブリッジに登って行った俺は、船長(おやじ)の背後でワザと足音高く立停まった。
「おはよう……」と声をかけたがは見向きもしない。何しろ船長仲間でも指折の変人だからね。何か一心に考えていたらしい。俺は右手に提げた黄色い、四角い紙包を船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
「御註文のチベット紅茶です。やッと探し出したんです」
船長(おやじ)はやっとびっくりしたらしく首を縮めた。無言のまま六尺豊かの長身をニューとこっちへ向けて紅茶を受取った。
「ウウ……機関長か……アリガト……」とプッスリ云った。コンナ時にニンガリともしないのがこの船長の特徴な-
難船小僧(S・O・S・BOY)
- Narrated by: 西村 健志
- Length: 1 hr and 17 mins
- Release date: 2017-03-23
- Language: Japanese
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森の神
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 岩本 紗依
- Length: 1 min
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました。その真中に清い泉を湧かして渇いた人々に飲ましてやりました。すると大勢の人がやって来て木の下へ家を立て並べて森のまわりに柵をして、中へ休みに入る人からお金を取りました。水を飲む人からはその上に又お金を取りました。 森の神様はこんな意地の悪い人々を憎んで、森を枯らして泉を涸らしてしまいました――
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お菓子の大舞踏会
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 安田 愛実
- Length: 9 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
五郎君はお菓子が好きでしようがありませんでした。御飯も何もたべずにお菓子ばかりたべているので、お父様やお母様は大層心配をして、いくら五郎さんが泣いてもお菓子を遣らない事にしました。
お父様とお母様がお出かけになったある日のこと。兄さん夫婦から「五郎殿へ」と書いた郵便が届きました。鼻を当てかいでみると、中から甘い甘いにおいがしました。
五郎さんはもう夢中になって開いて見ると、それは思った通りお菓子で、ドロップ、ミンツ、キャラメル、チョコレート、ウエファース、ワッフル、ドーナツ、スポンジ、ローリング、ボンボン、そのほかいろいろ、ある事ある事……。一箱ペロリと食べてしまった五郎さんは、そのまま何喰わぬ顔で蒲団にもぐり込んでしまいました。
やがて何だか恐ろしく苦しくなって来ましたので、どうしたのかと眼を開いて見ますと、最前喰べたお菓子連中が、めいめい赤や青や紫や黄色や又は金銀の着物を着て、男や女の役者姿になって大勢いならんでいるのがはっきりと見えました。
夢野久作
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。1889年(明治22年)1月4日-1936年(昭和11年)3月11日。他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大Failed to add items
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夢野久作Ⅰ(アイ文庫LIVE収録版)
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 林 恭子, 山下 櫻子, 渡部 龍朗
- Length: 55 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
夢野久作の小品ばかりを集めた特集の朗読ライブ。なかには童話作品として海若藍平名義で発表したものもあります。とくに後半の「縊死体」と「キキリツツリ」は極めつけの奇妙な話であると同時に、ライブレコーディングならではの即興的表現を用いての、たんなる音読とははるかにへだたった表現が楽しめます。演出・音楽、ともに水城雄。(C)アイ文庫1.「お菓子の大舞踏会」朗読=林恭子2.「青水仙赤水仙」朗読=山下櫻子3.「私の好きな読み物」朗読=渡部龍朗4.「白椿」朗読=本田ゆり5.「縊死体」朗読=野々宮卯妙6.「キキリツツリ」朗読=林恭子 【演出・朗読者について】 出演は林恭子、山下櫻子、渡部龍朗、本田ゆり、野々宮卯妙の5人。いずれも劣らぬ個性的な朗読者たちばかりで、とくにライブレコーディングならではの個性的表現が遺憾なく発揮されています。 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
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夢野久作Ⅰ(アイ文庫LIVE収録版)
- Narrated by: 林 恭子, 山下 櫻子, 渡部 龍朗
- Length: 55 mins
- Release date: 2015-06-24
- Language: Japanese
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瓶詰地獄
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 林 恭子
- Length: 35 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
船が難破し、孤島に流れ着いた兄と妹。助けを求める手紙をこめた瓶を潮に託すが、数年におよぶふたりきりの生活のなかで、兄と妹の関係に変化が生じて・・・・・ 夢野作品の魅力の一つである巧みな語り口と構成の妙、そしてそれをどう朗読し表現するか・・お楽しみください。(C)アイ文庫 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
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萌えで読む!「死後の恋」
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 栗又 萌
- Length: 55 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
萌えで読むシリーズ第5弾!私の心の奥に秘めた恋心をどうやって表わしたらいい?私はその表わし方を間違えたのかもしれない…。歴史の波に翻弄された男女の気持ちのすれ違い。それは、悲劇的な結末に…?ロマンチックながらも、真実は闇の中へ。薄暗いバーで語られた物語。萌え朗読でついに登場!!萌えで読むシリーズ第1弾:中原中也「山羊の歌」/萌えで読むシリーズ第2弾:三宅やす子「買ひものをする女」/萌えで読むシリーズ第3弾:芥川龍之介「蜘蛛の糸」/萌えで読むシリーズ第4弾:牧野信一「爪」/朗読 栗又 萌/企画/制作ideaflood合同会社/収録/編集 株式会社ファラッド/デザイン えらんと
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萌えで読む!「死後の恋」
- Narrated by: 栗又 萌
- Series: 萌えで読む!, Book 5
- Length: 55 mins
- Release date: 2015-06-17
- Language: Japanese
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あやかしの鼓
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 西村 健志
- Length: 2 hrs and 31 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
私は嬉しい。「あやかしの鼓」の由来を書いていい時機が来たから……
「あやかし」という名前はこの鼓の胴が世の常の桜やつつじとちがって「綾になった木目を持つ赤がし」で出来ているところからもじったものらしい。同時にこの名称は能楽でいう「妖怪(アヤカシ)」という意味にも通っている。
この鼓はまったく鼓の中の妖怪である。皮も胴もかなり新らしいもののように見えて実は百年ばかり前に出来たものらしいが、これをしかけて打ってみると、ほかの鼓の、あのポンポンという明るい音とはまるで違った、陰気な、余韻の無い……ポ……ポ……ポ……という音を立てる。
この音は今日迄の間に私が知っているだけで六、七人の生命を呪った。しかもその中の四人は大正の時代にいた人間であった。皆この鼓の音を聞いたために死を早めたのである。
これは今の世の中では信ぜられぬことであろう。それ等の呪われた人々の中で、最近に問題になった三人の変死の模様を取り調べた人々が、その犯人を私――音丸久弥と認めたのは無理もないことである。私はその最後の一人として生き残っているのだから……
私はお願いする。私が死んだ後にどなたでもよろしいからこの遺書を世間に発表していただきたい。当世の学問をした人は或は笑われるかも知れぬが、しかし……
楽器というものの音が、どんなに深く人の心を捉えるFailed to add items
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オシャベリ姫
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 安田 愛実
- Length: 1 hr and 30 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
ある国にオシャベリ姫というお姫さまがありました。生れ付きおしゃべりで、朝から晩まで何かしらシャベッていないと気もちがわるく、きいてやる人がいないと大層御機嫌がわるいのです。
ある朝、オシャベリ姫は両親の王様とお妃様におしゃべりを初めました。
「お父様お母様、昨夜は大変でしたのよ。あたしがひとりで寝ていますと、黒ん坊が寝床のところへ来まして、わたしに短刀をつきつけてきたのです」
「それから、二人の女中が機織室で糸を紡いでたから中の様子を見ますと、壁に一列ずつ沢山の蜘蛛がズラリと並んでいるのです」
王様はお驚きになりましたが、どちらも夢の話だと分かると、王様は大層腹をお立てになりました。
「この馬鹿姫め。お前みたようなよけいな事をオシャベリする奴はいない。そんなことをオシャベリしたら石の牢屋へ入れてしまうぞ」
「いいえ。これからが本当なのです。今までのは今度の本当におもしろいお話をするためにお話ししたのです」
そうしてオシャベリ姫は又お話を初めました。
「女中に、今お話しした二つの夢のお話しをしてきかせました。二人の云うことには、何でも短刀と蜘蛛の夢を見るといいお婿さんが来ると、みんなが云うのだそうです。けれども、夢を見たことが相手のお婿さんにわかるとダメになるのだそうです。ですから女中は私に、そのFailed to add items
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卵
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 村上 めぐみ
- Length: 15 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
三太郎君が勉強に飽きて裏庭に出てみると、ジメジメした土の上にあかんぼの頭ぐらいの白い丸いものが見えます。それは一つの大きな卵で、その横の地面には、こう書いてありました。
……三太郎様へ……露子より
露子さんと三太郎君が初めて顔を見合ったのは、今年の春の初めでした。それは隣家に越してきた露子さんが、二階の窓からこちらを見下ろす視線と、勉強していた三太郎くんの視線とが、一瞬スレ違っただけでした。それから後、二人は毎日のように顔を合わせておりました。お互いに恋を感じていることを知りながらも、ウッカリ視線でも合うと、慌てて眼をそらして、家の中へ引っ込んでしまうのでした。そうしてトウトウニッコリし合う機会が一度もないうちに、別れなくてはならなくなったらしいのです。
三太郎君は、それから毎晩その卵を抱いて寝ました。三太郎君は卵が可愛ゆくなりました。こわさないようにソッと抱いて寝るのが、この上もない楽しみになって来ました。
そのうちに卵は次第に変化して来るようでした。中から聞こえる寝息と思っていた物音が、夜の更けるにつれて高まって、しまいにはウンウンという唸り声かと思われるようになりました。
三太郎君は気味がわるくなって来ました……
夢野久作
日本の小説家Failed to add items
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キューピー
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 小島 香奈子
- Length: 2 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 アメリカ生まれのキューピーがいなくなったので、おもちゃ箱の中は大変なさわぎがはじまりました。日本のダルマさんが向う鉢巻でタワシ細工の熊に乗っていの一番に飛び出す。あとから独逸(ドイツ)生まれのブリキの兵隊が木造りの自動車で駈け出す。仏蘭西(フランス)生まれの道化人形は英国生まれのねむり人形と一緒にそのあとから走り出す。みんな出て行っておもちゃ箱は空っぽになりました――
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能とは何か
- Written by: 夢野 久作
- Narrated by: 桜 悟
- Length: 2 hrs and 10 mins
- Unabridged
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Overall
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Performance
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Story
「世の中に能ぐらい面白くないシン気臭い芸術はない。(略)鼻の詰まったようなイキンだ掛け声をしながら、間の抜けた拍子で鼓や太鼓をタタク。それに連れて煤すすけたお面を冠った、奇妙な着物を着た人間が、ノロマが蜘蛛くもの巣を取るような恰好でソロリソロリとホツキ歩くのだからトテモ退屈で見ていられない。」 ——でも、「たまらなくそそる」のだ! きちんと説明するからひとまず聞いてくれ・・・ 『ドグラ・マグラ』をはじめ怪奇談などを得意とした夢野久作が、外国人に、能とはなにかを教えるために書いた作品です。同時刊行の『風姿花伝』と併せて聞いてもらいたい作品です。『風姿花伝』が奥義書であるのに比して、本作は入門書にあたります。
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