Showing results by narrator "喜多村 英梨" in All Categories

真尋を狙う組織を叩き潰し、地球人の精神世界を乱す悪人（身内）を轢き倒し、宇宙児ポ法を盾に地球を消滅させようとする未来人を蹴り抜き、そしてまた真尋の母親を誘拐した宇宙ゲームハード会社の野望を打ち砕いたニャル子。 しかしこんなに尽くしているのに真尋はちっともニャル子に振り向いてはくれない。こりゃいかん、とニャル子はここで八坂家の福利厚生として温泉旅行を立案した…！

暮れも押し迫った十二月。 とある理由から短期間でまとまったお金が必要な真尋にニャル子は一つの提案をする。 「ドリームランドで開催されるエックストリィィィィム雪合戦大会に出場して、 賞金をゲットしましょう！」 ここにウインターウォーズの幕が切って落とされた。 戦わなければ、生き残れない。

深夜。八坂真尋は得体の知れない「何か」に追われていた。どんなに助けを求めても応える声も人もなく、彼は町中をあてどなく逃げまどうしかない。息も切れ自らの最期を覚悟した瞬間……。銀髪の美少女がとてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた!? 「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです！」

未だにフラグの立たない真尋にやきもきするニャル子。
そんなある日、親友の暮井珠緒に相談すると、こんなアドバイスが返ってきた。
「八坂君と二人っきりで遊園地にでも行ってくればいいんじゃないかな？」
「珠緒さんの提案の仕方、イエスですね！」
そうして口八丁手八丁で真尋を丸め込んでお出かけの約束を取り付ける。
場所は宇宙の一大テーマパーク、地球ルルイエランド。
しかしそんな二人をやすやすと送り出す八坂家の面々ではなく……!?