2025/5/11(日)に東京ビッグサイト 南1-4ホールで開催される「文学フリマ東京40」の注目本を紹介。出演:海猫沢めろん、ひらりさ、柿内正午、藤谷千明、若林凌駕。 このパートで紹介した本 ▼ 1周目(1冊目紹介) * S39 Yoodaha Moodaha * し16 VIVAJO! * こ07 日常会話研究会 * す46 品品堂 * さ65〜66 無人精米所 === 皆さんこんにちは。小説家、海猫沢めろんです。今回は、2025年5月11日(日)に開催される文学フリマ東京40から、注目の本を紹介していくスペシャル企画「教えて、文学フリマ東京40の注目本!」をお送りします。 「文学フリマ東京40」は、2025年5月11日(日)に東京ビッグサイト南1〜4ホールで開催される、日本最大級の文学作品展示即売会です。作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売するイベントで、プロ・アマチュアを問わず、さまざまなジャンルの文学作品が集まります。前回の「文学フリマ東京39」(2024年12月1日開催)では、出店者4,026人、一般来場者10,941人、合計14,967人が参加し、過去最高の来場者数を記録しました。今回の出展は過去最多の2,746。ということで、なにを買っていいかわからないあなたのために、おすすめ本を紹介します。 ご案内するのは、司会の私のほか、文筆家のひらりささん、会社員で文筆家の柿内正午さん、ライターの藤谷千明さん、放送作家の若林凌駕さん。 それぞれが“これは推したい!”という1冊を順番に紹介していくスタイルでお届けします。ぜひ当日の買い物の参考にしてみてください。 ▼海猫沢めろん て-43.44にて、連載10年、原稿用紙1000枚ごえのメガノベル『ディスクロニアの鳩時計』を売ります。 ◻小野寺狂泉 G-41 短編集2冊です。学内全員が同時にうんこがしたくなった状況を描くパニックホラー『うんこの我慢、あるいは人間であるために』兄を兵器に改造して闘う妹たち『頑張れカスタムオニーチャン』感染症対策の猫殺しで歪んでいく社会を描くホラー『動物愛誤』ターボ撮り鉄とそれを追う陸上女子の青春物語『走る撮り鉄』など収録 ◻無人精米所 さ-65〜66 ノンフィクション封筒型ZINE「田中道子」。何もわからない、読むしかない、本という定型では絶対にできない手触りと演出がこだわりです。内容はあえて伏せておりますので、ぜひご自身の手で封を開けてみてください。いままでにない読書体験をお届けします。 ◻ヤケザケ G-37 ▼ひらりさ K-35 平成生まれボーイズラブ育ちの文筆家。平成女子ユニット「劇団雌猫」としての著作他、単著に『それでも女をやっていく』『沼で溺れてみたけれど』。上坂あゆ美との往復書簡『友達じゃないかもしれない』が5月9日発売。 ◻K35 上坂あゆ美+ひらりさ 「友達じゃないかもしれないふたりの短歌トーク」 商業新刊『友達じゃないかもしれない』とセット2000円で販売します ◻Yoodaha Moodaha『口がわざわいの元 ービタミン摂ってと言わせないための口内炎学入門』 ◻S-40初っ端から熱く生きろ!あそ個人誌『切り貼りの効用』 ◻O-59、60呉樹直己『テスチノンデポー125mg、持続型男性ホルモン製剤筋注──濁流を往くためのノンバイナリープライドセオリー』 ▼柿内正午 まったく新しい勉強会 M-37 ハイパーファン倶楽部 P-13〜14 日常会話研究会 こ-07 ・告知 零貨店アカミミし-51 ※スタンプラリー企画 企画名:「聴く読むシールラリー in 文学フリマ東京40」 ハッシュタグ #キクヨム 参加番組 勝手にドキュメント72時間を語る人々 P-02 文学ラジオ空飛び猫たち く-65 おやすみ前のエンタメつまみぐいさ-90 ※皆久保ヨリ名義で出店 ポイエティークRADIOし-51 ※零貨店アカミミ名義で出店 マヂカル.fm し-80 普段キモノスキーのたわごとラジヲ そ-12 High Cadence Radio た-51 ※Colour名義で出店 本の虫のススメ て-40 海外文学放談 胡椒とマルガリータ M-39 ピーチウーロンの〇〇な話 P-02 10番組のうち、5ブース回ると景品のオリジナルZINEを配布します。 ▼藤谷千明 フリーライター 81年生・山口県出身。工業高校を卒業後自衛隊に入隊、以後職を転々とし、フリーライターに。現在は都内の賃貸一軒家で同世代のオタクとルームシェア...