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ビジネス達人の教え

Auteur(s): Dale Carnegie Tokyo Training
  • Résumé

  • 日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
    2022
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Épisodes
  • #79 心に残る自社紹介
    Apr 29 2024

    皆様は、プレゼンの冒頭はどのような工夫をされていらっしゃいますか?

    プレゼンにおいての第一印象についてはこれまでもこのポッドキャストでお話ししてまいりました。

    第一印象というdのは最初の数秒で決まってしまうと言われています。それを踏まえた上で、改めて考えてみましょう。プレゼンの冒頭の大切な大切な時間をどのように使っていますでしょうか?

    多くのビジネスプレゼンの場合、最初に自社についてや、自己紹介のスライドを用いてお話しされることが一般的だと思います。

    もちろん、自分達について聴き手にご存じ頂き、信頼を構築することは大変重要です。自社紹介や自己紹介を行う際にスライドを用いてスペックや事実を伝える方法以外で聴き手との信頼関係を上手に構築しているプレゼンターの方に出会う機会があると、本当に胸が躍ります。

    自社について何枚ものスライドを用いて説明したプレゼンターと、スライド無しでも聴き手と繋がりながら、聴き手の頭の中に映像を描かせたプレゼンター、、、どちらが記憶に残るでしょうか。聴き手の心に残るプレゼンとは、どのようなプレゼンでしょう。

    私が拝見したビジネスプレゼンで、冒頭で自社を紹介するにあたり、忘れられないプレゼンがあります。

    あるスタートアップ企業のファウンダーの方でした。

    その方は、プレゼンが始まると、自社のロゴのスライド一枚で、自分の少年時代のエピソードを話し始めました。まず、時と場所を話します。そのことで誰もが思い描けるある特定の場所に会場にいる私たち全員を瞬間移動させました。

    そして、登場人物は少年時代の自分とお父さん。そしてそのエピソードは完結で、彼の子供のころのある一場面で自分の人生の価値観が形成されたストーリーを話しました。そして、そのストーリーの中の世界が、その方の会社の社名となったという結びでした。

    わずか1分程度のストーリーでした。

    全員が、少年の夢に感情移入し、少年時代の夢を叶えた、目の前のプレゼンターにくぎ付けになりました。

    そして、脳内再生されたストーリーに紐づいたその会社名を忘れることは有りません。そのメリットは絶大です。たとえ会社の詳細を忘れたとしても、社名さえ頭に残っていればネットで検索できるのです。

    ビジネスプレゼンの機会でも、華美なスライドや詳細の説明で貴重な時間を沢山使うよりも、簡潔なストーリーで繋がる方法は、あなたというブランドとメッセージを効果的にお伝えするにあたり、有効な場合があるということを再確認することができます。

    ですから皆さん。

    ストーリーで聴き手と繋がりましょう。

    そうすれば、あなたのストーリーは聴き手の心の中で生き続けることができます。

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    8 min
  • 78 チャレンジを導くリーダー
    Apr 15 2024

    リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。

    心理的安全性を保つために良い聴き手になり、賞賛することに加えて、リーダーとして心得るべき大切なポイントがあります。

    チームメンバーの挑戦を促す上で重要な組織の心理的安全性を保つための、大切なリーダーの在り方をみてまいりましょう。

    それは、もし自分が間違っていたら、素早く誠実に認めることです。そして常に自分の失敗談を共有しましょう。そうすることで、チームに対して「私は完璧ではなく、そして皆さんも完璧でなくても大丈夫ですよ。」というメッセージが伝わり、失敗も受け入れられる安心安全な環境が作られるのです。リーダーが完璧主義で隙がなく、失敗を許さない!というメッセージを発していたら、チームメンバーも委縮してしまいます。無難なチャレンジしかしなくなります。失敗も大歓迎し、挑戦したこと自体を賞賛するカルチャーがあるかないかで、メンバーのアウトプットは大きく変わるのです。

    誰かがアイデアを出したら、彼らの意見を尊重し、質問をしながら聞いてみましょう。そうすることで、チームメンバーが自分たちのアイデアに責任を持つようになります。補足すべきことに自ら気づいたりすることもあります。チームメンバーの立場に立って物事を見ることで、彼らが理解されたと感じ、その結果、チーム全体が目標に向かって一丸となり取り組む姿を見せてくれるでしょう。チームメンバーの成長を讃え、彼らが開拓者であり、重要な人材であることを伝えることが大切です。

    このような新しいアプローチを実践することで、チームメンバーがリーダーに好感を持ち、尊敬してくれるようになります。自らアイディアを出し、私たちが声をかけるより前に率先して相談をしてくれるようになります。そして、安心してチャレンジをしてくれるようになるのです。

    ですから皆さん、チームメンバーの心に光を灯し、挑戦を促すバトンを渡しましょう。そうすれば、チームメンバーは渡されたバトンを持って遠くまで力強く走り続けてくれます!

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    9 min
  • 77 セールスの9原則 パート2
    Apr 1 2024
    1936年に出版されて以来、あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの著書「人を動かす」。この書籍はセールスの皆様への応援メッセージも沢山ちりばめられています。今回も前回に引き続き、セールスの視点からデール・カーネギーの人間関係の原則を見て参りたいと思います。 改めてセールスに有効なデール・カーネギーの原則のうち、9つの原則を確認しましょう。 1)誠実な関心を寄せる 2)相手の関心に合わせて話をする 3)よい聞き手になる。相手に自分のことを話させる。 4)強い欲求を起こさせる 5)相手にその考えを自分のものだと思わせる 6)誠実に相手の視点から物事を見る 7)相手が即座に「イエス」と答える質問をする 8)相手の考えや希望に共感する 9)演出を考えて伝える それでは、早速、5番目以降の原則をご紹介してまいりましょう。 5)相手にその考えを自分のものだと思わせる 製品の良さやスペック、購入するメリットをセールスの視点で伝え続けて、結局商談がまとまらなかったことはありませんか。セールスパーソンは常にお客様よりも自社製品や業界、ソリューションに関する多くの情報、データ、知識を持っていることは当然です。実は、残念ながら、それらを伝えること自体は、お客様の決断の決定的な後押しにはならないのです。当然ながら、それらの情報やデータは、商品カタログやサイトを見れば分かる事であったりもします。では何をすればいいのでしょうか。セールスとは、お客様が思いもよらない可能性を発見できるように支援することなのです。そのためには、お客様に質問をし、お客様に「その考えはセールスパーソンから言われたことではなく、自分で導いた最善の解決策だ」と思ってもらうように時間を使うのです。皆様も何かお買物をしたとき、セールスパーソンとの対話によって、自分が考えもしなかった自分の価値観に気づき、思わず購入の決断をしていた。という経験をしたことがあるのではないでしょうか。これがセールスパーソンのお仕事です。お客様が豊かで貴重な洞察をもとに自分の世界観を再構築し、お客様自らが最良の購入決定を下した。と思っていただけるよう支援する事なのです。 6)誠実に相手の視点から物事を見る 私たちは皆、様々な経験から、異なる視点や価値観を持つに至っています。もともとのギリシャ語とラテン語での「教育」は、情報やアイデアを「注入する」のではなく、「引き出す」という意味でした。セールスパーソンが相手から考えを引き出す事を成功させるためには、異なる価値観を持つお客様の世界観を深く理解し、共感するためのコミュニケーションスキルが大切です。お客様をより本質的なレベルで知り、お客様の「なぜ」を理解し、共感する必要があるのです。そこに到達するためには、何度もミーティングを重ね、忍耐強く取り組み、正しい心構えや真意を理解することで信頼を築くのです。そのためには、自分の欲しい結果に集中するのをやめ、代わりにお客様に集中する必要があります。そうすれば、お客様のニーズと「なぜ」に最も深く共鳴するものと完全に一致する製品をお客様とともに産み出すことができるでしょう (7)相手が即座に「イエス」と答える質問をする これは、心理操作をするようなことではありません。お客様と共に良い時間を過ごすために、お客様が「はい」と答えやすい質問をしてあげることで、双方がポジティブな感情で繋がる事ができます。この時に気をつけなければならないのは、「はい」と答えさせようとして、適当な浅い質問をすることは避けるという事です。全てのコミュニケーションを通し、目の前にいらっしゃる方の本当の価値観や、自分もその方が大切にしているものを大切に考えています。というメッセージを送ることを心掛けましょう。 (8)相手の考えや希望に共感する セールスパーソンはお客様の感情を大切にし、お客様が購入するソリューションがお客様の希望を叶えるということをしっかりと提示してあげることを目指...
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    13 min

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