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ビジネス達人の教え

ビジネス達人の教え

Auteur(s): Dale Carnegie Tokyo Training
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日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。2022 Développement commercial et entrepreneuriat Entrepreneurship Gestion et leadership Économie
Épisodes
  • 111 クライアントの予算の壁を越えるセールスの極意
    Sep 1 2025

    今日のテーマは「予算が厳しい」と言われたとき、営業としてどう行動すればよいか、その極意をお伝えします。

    Q1: なぜ「予算が厳しい」と言われるのか?

    営業をしていると必ず耳にする断り文句の一つが「予算がない」という言葉です。
    実際に予算が足りない場合もありますが、多くの場合、その裏には「優先順位」や「本当に解決したい課題」が隠されています。

    まとめ:予算の問題は本当の理由ではなく、課題や期待を見極めるチャンスです。

    Q2: 顧客の優先順位をどう理解するのか?

    顧客に「予算が厳しい」と言われたら、すぐに引き下がるのではなく、質問で深掘りしてみましょう。
    「今、一番優先している課題は何でしょうか?」
    「今回の提案で期待される成果は何ですか?」
    こうした質問を通じて、顧客と一緒に価値を描くことができます。

    まとめ:相手の優先順位を理解し、価値を共創することが営業の第一歩です。

    Q3: 小さな一歩から提案できるか?

    大きな契約や全面導入を最初から提示すると、心理的ハードルが上がります。
    その代わりに「トライアル」や「段階的導入」を提案すると、顧客は安心して前進できます。

    まとめ:小さな一歩を共に踏み出す提案が、長期的な信頼構築につながります。

    Q4: 社内調整をどうサポートするか?

    予算が確保できても、社内の合意形成が難しい場合があります。
    そのときは「決裁者に伝わりやすい資料を一緒に作りましょう」と働きかけることが有効です。
    顧客の社内調整をサポートすることで、さらに信頼が深まります。

    まとめ:社内調整の支援は、営業が提供できる大きな付加価値です。

    まとめと学び

    営業は単にモノを売る仕事ではなく、信頼を築き、価値を共に創る仕事です。
    予算の壁を超えるには、顧客理解・小さな提案・社内支援の三つを意識してください。
    その積み重ねが最終的に成果と喜びにつながります。

    デール・カーネギー・トレーニングは、1912年に米国で創設され、100年以上にわたり世界各国でリーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、コミュニケーション、エグゼクティブ・コーチング、そしてDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の分野で個人および企業向けの研修を提供してきました。

    東京オフィスは1963年に設立され、日本企業や外資系企業、そして個人の成長をサポートしています。単なるスキルトレーニングにとどまらず、組織文化の変革やリーダーの成長を後押ししています。

    👉 詳しくは公式サイト:www.dale-carnegie.co.jp

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    9 min
  • 110 共感と納得で結論が届くストーリーテリング
    Aug 18 2025
    私たちがクライアント企業からトレーニングのご相談を受ける際に、よく話題にのぼる課題の一つが、「同僚・上司・部下など、社内の関係者に対して説得力をもって話すにはどうすればいいのか?」というテーマです。 自分のアイデアや提案にしっかりと共感や賛同を得たいと思うのは、ごく自然なことです。にもかかわらず、なかなか納得してもらえないという経験をしたことがある方も多いでしょう。その要因の多くは、話の「伝え方」や「切り出し方」にあります。 現代のビジネス環境はスピード感に満ちており、人々の集中力もより短くなっていると言われています。そんななか、聴き手は最初から「結論」や「要点」を求めてくることが増えています。たとえば、プレゼンの最中に上司から「で、要するに?」と聞かれた経験のある方もいらっしゃるかもしれません。 ビジネス文書では「結論から書く」ことが有効であり、冒頭にエグゼクティブ・サマリーを入れるのが一般的です。 しかし、聴き手から共感を得たいときや、納得して行動してもらいたいときのプレゼンや会話では、 結論から先に伝えてしまうと、かえって相手の理解や納得を得にくくなることがあります。 結論だけでは、聴き手の心は動かないのです。 たとえば、「マーケティング予算を30%増やし、キャンペーンを実施しましょう」と伝えたとします。内容としては非常に価値のある提案かもしれません。しかし、前提や背景が語られないまま突然結論を伝えると、相手は「なぜ?」という疑問を感じ、納得よりも疑念が先に立ってしまうこともあります。 これは決して聞き手が否定的なのではなく、まだ十分な理解に至っていないだけのこと。大切なのは、「どのようにその結論に至ったのか」というプロセスを、相手と共有することです。つまり、聴き手の頭の中に「舞台・ステージ」を整えることから始めるのです。 人気お笑い芸人がオチから話し始めないように、説得力ある話し手は、結論に至るまでの背景や文脈を丁寧に描きます。登場人物、場所、時間の流れ、そしてデータや事実を組み合わせることで、聞き手は自然とその話の世界に引き込まれていきます。 このように話の舞台が整ったうえで結論が提示されれば、それは単なる意見ではなく、「聞き手自身がすでに予想していた答え」として受け取られることになります。こうした状態がつくれれば、反論ではなく共感や納得が引き出されるのです。 もちろん、話が長すぎると本末転倒です。ビジネスの場ではテンポも重要。ストーリーテリングは短編小説のように、簡潔かつ要点を押さえた構成が求められます。聞き手がスムーズに理解できるよう、話の流れを丁寧に整理することが大切です。 ポイントは、「結論を導き出すための文脈を、自然に、かつ的確に提示すること」。この構成ができれば、相手は自分自身で結論や答えにたどり着いたかのように感じ、提案への同意はぐっと得やすくなります。 では、実際にどのようにストーリーを構成すればよいのでしょうか。 まず最初に、「聴き手にとってもらいたい行動」を頭の中で明確にします。そして、その行動を勧めるに至った「理由」や「背景」を深掘りしていきます。 それはいつ、どこで起きたことなのかどのような人物が登場するのかどんな出来事や観察があったのかどのようなデータや根拠があるのか これらを、相手の目に浮かぶように言語化していきます。 そして、実際に話す際は、「聴き手に取ってもらいたい行動」から話すのではなく、背景と出来事から話します。 人は物語が大好きです。昔むかしあるところに。。。とはじまるあの子供のころから慣れ親しんだ物語のように、それが起こった時と場所を描き、登場人物を紹介し、何が起こったのかを語る。そうすれば、聴き手はまるでその場にいたかのように、私達の話を追体験できるようになります。 そして、クロージングについてです。 人は、最後に聞いたことを最も記憶に残しやすいものです。そのため、話の最後にはもう一度要点を明確に伝えましょう。 結論はシンプルに、「聴...
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    12 min
  • 109 「今」に集中することが最強のタイムマネジメント
    Aug 4 2025
    「まず第一に、今この瞬間に集中することです」そう語るのは、歴史に名を刻むテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手です。 グランドスラムで歴代最多の24回の優勝を果たした彼でさえ、「言うのは簡単でも、実践するのは難しい」と語ります。 これまでの失敗や、まだ起きてもいない未来の不安に心を奪われてしまうと、「たった今、この瞬間」に意識を集中することがいかに難しいかを、私たちも日々感じているのではないでしょうか。 今に集中、つまりゾーンに入ると私たちは思いもよらない力を発揮します。過去や未来にとらわれず心と身体と魂が一体となり、三つ巴の力が絶妙に寄りあわせられるのです。 デール・カーネギーもこう語っています。❝ 今日という1日の区切りで生きよ ❞1日という「密閉された部屋」の中に心を置くことで、私たちは過去への後悔や未来への不安から自分を守り、目の前の一歩に意識を向けることができるのです。まさに、「今に集中すること」について語る言葉です。 リーダーの皆さんにとって、日々の業務はとても多彩です。 電話やメッセージへの対応、打ち合わせや会議、プロジェクトに関する相談など、人とのつながりの中で時間が進んでいきます。 さらに合間には、メールやSNSにも意識が向かうこともあるでしょう。このような環境では、「今この瞬間」に意識を向けること自体が難しいと感じるのも当然です。 しかし、「今に集中する力」は、生まれ持った資質だけではなく、トレーニングによって育てられるスキルです。 その第一歩が、「一日の計画を立てること」。 リーダーシップ研修などで「今日の予定を書き出していますか?優先順位をつけていますか?」と聞くと、中には「その日の優先順位をつけたとしても朝にメールチェックをしたら緊急案件が目に飛び込んできて、結局予定どおりにいかない。スケジュールを細かく決めても結局お客様や上司や部下からの依頼や相談で計画通りにいかないんです。」とおっしゃる方々も多くいらっしゃいます。 しかし実は「変化を前提にした計画」こそが、“今この瞬間”に最善を尽くすために必要な柔軟性を養うための土台になるのです。 そこでおすすめしたいのが、アナログな「鉛筆」。 いまではフリクションペンでも構いません。優先順位が変わったら、軽く消して書き直せば良いのです。完璧な計画を立てようとするのではなく、「今日は何に集中したいか」を整理をすると、気持ちがぐっと楽になり、意識も自然と“今”に向きます。 そして鉛筆を推奨するもう一つの理由は、スケジュール確認のつもりがスマホやパソコンでメールやSNSに気を取られ、意識が逸れてしまうことが少なくないからです。 大学時代、教授が見せてくれた1枚の漫画を、いまでもよく覚えています。 執筆に取りかかろうとする作家が、アイロンをかけたり掃除を始めたり、芝を刈ったりと、あらゆることを「優先」してしまう様子が描かれていました。これは決して他人事ではありません。 デール・カーネギーも ❝ 私たちは人生の大仕事を一度に成し遂げようとして失敗する。 代わりに、今日できること一つに集中せよ ❞ と言っています 私たちは、「本当に取り組みたいこと」ほど、完璧を求めるあまりに緊張や恐れを感じてしまい、つい後回しにしてしまうのです。でも、リーダーとして最も大切なのは、まさにその“本当に向き合うべきこと”に安心して取り組むこと。 リーダーが自分にしかできない価値ある仕事に時間を費やす事ができれば組織にとっても良い影響があります。 価値ある仕事に時間を費やすためには、集中力とエネルギーが必要であり、その時間は「意識して確保」しなければ、決して自然には生まれません。 そこで活用したいのが、「ブロックタイム」です。 あらかじめカレンダーに自分のための“集中タイム”を確保するのです。 これは誰かとの約束ではなく、“自分との約束”です。通知をオフにし、会議も入れず、1つのことにじっくり取り組むための静かな時間をつくりましょう。 最後に、ぜひ心に留めておきたいことがあります。...
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    11 min
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