Page de couverture de 昭和の音旅 #123 奄美のシマ唄「野茶坊節」

昭和の音旅 #123 奄美のシマ唄「野茶坊節」

昭和の音旅 #123 奄美のシマ唄「野茶坊節」

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音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


昭和30年の音源から、奄美のシマ唄「野茶坊節」をお届けします。

奄美大島の方言で、「やちゃ坊」とは「やんちゃ坊主」を意味します。「やちゃ坊」は伝説上の人物で、昼は山の中にいて、夜になると村里におりてきて盗みなどの悪さをしたり、いたずらをしたり…。一方で、仕事の手伝いをしたり、盗んだものを貧しい人に与えたりと、ときには良いこともしていたようです。

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