Épisodes

  • EP. 564『@伊勢 、其ノ一 - 齢を重ねて伊勢うどん』
    Feb 2 2026

    伊勢神宮は、内宮に天照大御神、外宮に豊受大御神が祀られています。お参りの順番としては、外宮から内宮へと言われています。豊受大御神は、お食事の神様で、天照大御神にお食事を作って差し上げているんですね。この外宮から内宮に行く途中にあるのが「おかげ横丁」。ここで食べたくなるのが「伊勢うどん」、ふわふわで、弱い歯の人でも食べられる「柔らかさ」です。美味しいお出汁の醤油を絡めて食べる優しいおうどん。一生に一度は「お伊勢参り」をしたいと思って齢を重ねて来た人たちでも、安心して食べられるように、柔らかい「伊勢うどん」が生まれたのかも知れないですね。

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  • EP. 563『@桑名 、其ノ四 - いそべさーん!蛤の磯部揚げ!』
    Jan 29 2026

    桑名の海で育った海苔は、同じ“海苔”という言葉では語りきれない味わいを持っています。その海苔で包まれた「はまぐりの磯辺揚げ」は、まず磯の香りが立ち上がり、次の瞬間、静かな深みが口の中に広がります。桑名の海苔は、揖斐川・木曽川・長良川、三本の川が運ぶ森の養分と、伊勢湾から太平洋へと続く潮の流れが出会う場所で育ちます。上流の森では、式年遷宮に用いられる檜が、何百年もの時間をかけて育てられ、その恵みが川を通って海へ届きます。

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  • EP. 562『@桑名 、其ノ三 - 雨が降っても、体の中は桑名晴れ』
    Jan 28 2026

    桑名七里渡し公園には、伊勢路に入る入口である「一の鳥居」があります。この鳥居は、20年ごとに行われる伊勢神宮の遷宮で建て替えられた鳥居が移築されたものです。ここから伊勢に向かう東海道には、「はまぐり」を商う店が並んでいます。今回、桑名のはまぐりを食べて一週間たった今もなぜか元気。内側から充実している感じです。内側からゆっくり滋養が満たされていくのを実感します。元気というのは、自分で自分を励まして力を持つことだと、伊勢路の入口のはまぐりは教えてくれました。

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  • EP. 561『@桑名 、其ノ二 - 百聞は一味に如かず』
    Jan 27 2026

    桑名の名店「蛤料理 うえむら」で焼きはまぐりをいただきました。3つ並んで出てきた焼きはまぐりは、生でもなく焼かれすぎてもいず絶妙なころあい。1つはバターをのせて、もうひとつはスポイトで醤油を2滴たらして、最後はその両方で。はまぐりで思い浮かべるのは「蜃気楼」の「蜃」という漢字です。これは巨大はまぐりの化け物を表します。この「蜃」が気を吐いて見せるのが「蜃気楼」なのだそうです。「うえむら」の焼きはまぐりのおいしさは、まさにこの「蜃気楼」にやられたようなおいしさでした。

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  • EP. 560『@桑名 、其ノ一 - その手は桑名の焼き蛤』
    Jan 26 2026

    揖斐川、長良川、木曽川の三本の川が、伊勢湾に向かって流れています。その河口の近くで獲れる蛤は「ヤマトハマグリ」と呼ばれて、とても美味しい。今回は「蛤料理・うえむら」で、人生初の「蛤のフルコース」を頂きました。伊勢湾の海水と真水が混ざり合う汽水で育った蛤を使った料理の数々、期待を超えた驚きの美味しさでした。さらにびっくりしたのは、その蛤の大きさ。まるで「カスタネット」のように打ち鳴らせるぐらいのサイズでした。

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  • EP. 559『@北陸の冬 、其ノ四 - お米、自分、本気主義』
    Jan 22 2026

    冬の北陸、福井は日本有数の米どころ。福井は「越の国」に連なる土地で、名だたる銘柄米・コシヒカリが生まれた場所。今も農業試験場では、新しい品種が次々と育てられ、米は静かに進化を続けています。そんな福井にある大本山・永平寺では、坐禅、読経、朝粥、掃除――一つひとつの所作を丁寧に行う修行の中で、感謝と集中が積み重ねられています。祈りとは、願うことではなく、目の前の現実をまっすぐ受け取ることなのかもしれません。毎日を磨き続けるという“静かな進化”もまた、人を育てます。

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  • EP. 558『@北陸の冬 、其ノ三 - アーユー・ハッピー?』
    Jan 21 2026

    富山県を流れる庄川で鮎を食べました。鮎の旬といえば夏ですが、冬の鮎「子持ち鮎」も絶品です。北アルプスの雪解け水が産んだ清流の「藻」を食べて育った鮎はいつ食べてもおいしいです。炭火で焼いて、水辺に生える「蓼(たで)」の葉を擦り下ろした「蓼酢」でいただきます。独特のピリッとした爽やかな辛さが、鮎のホクホクの卵を引き立てます。北陸の冬のおいしさです。自然をたくさん残している庄川に行くと本当にハッピーになります。

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  • EP. 557『@北陸の冬 、其ノ二 - 越冬ブロッコリー、カガッコリー』
    Jan 20 2026

    2026年から「ブロッコリー」が「指定野菜」になりました。「指定野菜」とは国民の食生活に不可欠で消費量が多い野菜を国が定めたものです。石川県加賀市は、 「ブロッコリー」の北陸最大の産地。「カガッコリー」という愛称で親しまれ、春・秋・越冬栽培でほぼ一年中出荷されています。これから春にかけて「越冬カガッコリー」が旬を迎えます。雪の下で育つことで甘味が増すそうです。70年代の減反政策への対策で地域に根づいたブロッコリー。「県ジンプロジェクト」を立ち上げ、名産品のブロッコリーでお酒のジンを作ることにしました。今年の前半にはできる予定です。

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